Ledger Nano S が届いたので設定してみた(アプリ編)
前回は Ledger Nano S の初期設定まで行いました。
nyame-fx.hatenablog.jp
次は、通貨の送金や Ledger Nano S のファームウェアアップデートを行うために必要なアプリ(ウォレットアプリ)をインストールします。これも必須の作業なので実施しましょう。Ledger Nano S はパソコンに接続したままにしておきましょう。
- 注意事項
- Google Chrome のインストール
- Ledger Manager のインストール
- Ledger Manager を起動する
- ファームウェアのアップデート
- Nano SのファームウェアとMCUのバージョンの確認
注意事項
アプリのインストール後にファームウェアのアップデートを行う必要があるかもしれませんが、Windows7のパソコンではできないようです。ここからの作業はWindows8 か Windows10 のパソコンで操作してください。
Google Chrome のインストール
ウォレットアプリを使用するためには、Google Chrome が必要です。まだインストールしていない場合は、Google公式サイトからインストーラをダウンロードしてインストールします。
Ledger Manager のインストール
Google Chrome を起動し、株式会社 Earth Ship の Ledger デバイス専用アプリを表示します。
Ledger Manager をクリックします。
Chrome ウェブストアの Ledger Manager ダウンロード画面が表示されるので、右上の「+CHROMEに追加」をクリックします。
「アプリを追加」をクリックします。
インストールが完了すると、以下の画面が表示されます。
Ledger Manager を起動する
Ledger Manager をダブルクリックします。Ledger Nano S に以下の画面が表示されたら右ボタンを押します。
Ledger Manager が起動します。
新しいファームウェアがリリースされている場合は、画面下部に "New Firmware available" と表示されます。セキュリティの観点から最新のものを使ったほうがよいので、アップデートしましょう。
ファームウェアのアップデート
「FIRMWARE」をクリックします。
Version 1.4.2 がリリースされているようですね。「INSTALL」をクリックします。
Ledger Nano S に ”Allow Ledger manager?" と表示されたら右ボタンを押します。
以下の画面に変わります。
「Update firmware」という表示になったら右ボタンを押します。
Version 1.4.2(今回インストールするバージョン)が表示されたら右ボタンを押します。
Ledger Nano S と Ledger manager(パソコン側)の識別子が同じ番号であることを確認します。確認後右ボタンを押します。
アップデートがインストールされると、Ledger Nano S は自動で再起動されます。
Nano SのファームウェアとMCUのバージョンの確認
初期設定の手順で設定したPINコードを入力します。
右もしくは左ボタンを押して Setting が表示されたら、右と左のボタンを同時に押します。
右もしくは左ボタンを押して Device が表示されたら、右と左のボタンを同時に押します。
右もしくは左ボタンを押して Firmware が表示されたら、右と左のボタンを同時に押します。
Secure Element が 1.4.2。右ボタンを押して MCU が 1.5 であれば正常です。
あとは、取引する通貨のアプリをインストールして完了です。
が、それはまた次回
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